エセンシアの発表会、終了しました!
お越しいただいたお客様、ありがとうございました!
頑張った生徒のみなさん、本当にお疲れ様でした!
陰で支えて下さったスタッフの方々、そしてエセンシア主宰のゆかちんと矢木さんは、もう毎年見てますが、本当何個身体あるんだ?と思うくらいのパワーで、私たち講師のことも助けてくれるすごい人です。
ありがとうございました!
さて、私が担当した2クラスについて。
タンゴクラスは、ご年配の方が多いので、冗談でシニアクラスなんて言ってますが、みなさん、本当に素敵な方ばかりで、そして、きっと私には想像もできない人生を歩んでこられた人生の大先輩です。
フラメンコは、人生がすべて出せる踊りでもあります。
「名前もいらない、肩書もいらない、そこにあなたという人の歴史と人生が見えたらいい。」
スペイン人アーティストの言葉です。
だから、絶対にこの方たちにしか出せないタンゴの空気があるはずだと、ずっと思い続けていました。
振付けやフォーメーションに追われて、あたふたあたふた、それではもったいない。
発表会前に、皆さんにお伝えしました。
「どうか楽しんでください。間違いなんてどうでもいいです。皆さんにしか出せないタンゴにしましょう!」
ちょっとした頭の切り替えなだけだと思うんです。
本番、みなさん、はじけたように踊ってらっしゃました!
楽しそうに、笑顔で、堂々として!素敵なアイレ!これだこれだ!
みなさんの顔を見ながら後ろからパルマをして、わたしはたくさん幸せをいただきました。
カーニャクラスは、実力のある方が揃っていて、毎年あまり心配はしないです。
どなたもだいたい、本番に合わせて仕上げてこられます。
まあ、もうちょっと早く仕上げたらもっと良くなるのに、という欲はありますが笑
カンテとバイオリンのおかげで、それはそれはドラマチックになり、後ろから見ていても鳥肌が立つ瞬間が何度かありました。
そして、カンテのディエゴのアドバイスで、さらに良いカーニャになりました。
ヌメロには、そのヌメロが持つ適格なテンポがあって、やっぱりそうでないとノリが出ないのはわかってはいるんですが、生徒さんの踊りやすさなどを考えると、少し遅めに仕上げることが多いです。
でも、やっぱりそうなんですよね!
速さの調整も、直前にお願いしたにもかかわらず、音出しする生徒さんは完ぺきでした!すごいー!
とにもかくにも、生徒さんが輝く瞬間、発表会が無事に終わって本当に良かったです!
また来年も頑張ろうと思いました。
私は、今年はソレアを踊りましたが、何にも考えていない状態のリハーサルから、これではいかんなと、ゲネプロまでに練り直し。
ゲネプロで、踊りながら、バックの方達と意思の疎通がめっちゃできた気がしました。
本番も、疲れていても体が動く、すばらしい音楽とディエゴの歌声。
プロの方達は、すごい魔法を持ってるな~って思います。
こうやってスポットライトを浴びて大きな舞台で人前で踊るって、本当に非日常ですよね。
普通に生きていたら絶対ない。
だから、怖い、緊張する、いろいろそれに対して出てくる負の感情があると思います。
でも、この非日常こそを、自分が選んだスペシャルだと思って、
こんなにスポットライトを浴びて踊れる!って、気持ちよくなれたらいいですよね。
それはたぶん、慣れでもなんでもなく、大人の頭から子供の頭に切り替えるだけ。
子供クラスの子供ちゃんを見てて思います。
上手く踊りたい、間違えたくない、とかそんな欲きっとないんだと思う。
なんだか楽しい~!
だから、一生懸命遊んでる感覚で踊ってるんだと思う。
リハーサルやゲネプロ見ながら、そんなことを思ったりしてました。
さーーーー、次はいよいよ、、、
頭切り替えて!新人公演用の練習!
今日からしっかり頑張りますーーーーーー!!!