服部亜希子 フラメンコ ♡なんでも詰め込め日記♡

フラメンコのこと、旅行のこと、どーでもいいこと、書きたいときに書きたいことを♪

カンテに寄り添うレッスン

少し前になりますが。

 

「カンテに寄り添うレッスン」をやりました。

 

あまりキャリアのない生徒さんは、まだまだ「?」という感じではあったけど(それでも頑張って知ろうとしてくれてたのがありがたい!)、まずは、「カンテと合わすことが大事なんだ」ということを頭に入れておいてもらうだけでも違うかと思います。

 

私がフラメンコをやり始めたころは、ここを知ることがなかったので、歌の大切さや、即興についても、だいぶたってからその大切さを知りました。

もっと早く知ってれば、、、そう思うからこそ、私の教室では、こういうレッスンを時々挟んでいきたいと、ずっと思ってました。

 

カンテさんを呼んで、いろんなバリエーションを歌ってもらって、みんな奮闘しましたね~!

できても、できなくても、なんでもいいんです!

とにかく、何度もチャレンジして、感覚を育てることが一番。

何度もたくさん失敗して、あるとき、あ!みたいな、確信でもまぐれでもどっちでもいい、カンテにより添えた瞬間を味わえるときがくると思います。

 

でもこれが厄介なことに、自転車の乗り方のように、一回乗れればずっと乗れる、というものでもなく。

やっぱりカンテと踊りは「会話」だから、友達といつも同じ会話して全く同じ返答をしないのと同じで、そのときそのときの状況で、まったく変わります。

 

だから、楽しいし難しい、、、世の中でもフラメンコでも、コミュニケーション能力が求められるね笑

 

今回のレッスンで気づいたと思いますが、だから、マルカールが大事なんです。

歌を聴く、待つ、その時、ボーっと立っているわけにはいきません。

リズムを刻んでいないといけません。

マルカールができないと、何にもできないっちゅうわけなんですよね。

でもそのマルカールが、コンパスとずれている、足がもつれてる、なんか変、みたいだと、成り立たんわけです。

 

ということで、マルカールがなぜ大事なのか、よくわかってもらえたと思います。

 

わたしも、自戒のために書いてます笑

振付にとらわれず、基礎のマルカールを丁寧にやってくださいね!