ライムンダ3周年フェスにお越しいただいた沢山の皆様、スタッフの皆様、主催者のシロコさん、ありがとうございました。
とてもとても楽しいフェスでした!!
個人的には、こんなことするか?!みたいなことをやっちまって、いよいよ痴呆でも始まったのかとビビってますが、、、苦笑
この日は、行きたくない方向に引っ張られるのを必死でこらえる感覚。
こういう状況で踊っているときは、頭で踊ってる。
こういう状況にならないときは、心と身体が一致して踊ってる。
やっぱり頭で踊ってるときは、気持ちよくは踊れないです。
でも、まあどんな状況でも、踊りだしたら最後まで踊らなければならないし、やるしかない。
素晴らしすぎる人達と一つのステージを作れたことは、とても楽しく、貴重な経験をつめたことを本当にありがたく思います!
ベニート先生のリハーサル、もうみんなで一体になって楽しくて楽しくて、これがフラメンコの楽しさなんだと思いました。
まさに、Juego!
本番は、私はパルマではなかったので、ベニート先生の踊りを観ることはできませんでしたが、あのリハーサルだけでも、もうほんと最高でした。
ライムンダコンクルソも、とても良かった!
私は、影アナをしましたが、ポンコツ過ぎて、いろんな人から「噛みすぎ!」言われました笑!
今思い出してもわらけてきます笑
すみません笑
スタッフで携わり、ほんの少しのお手伝いでしたが、こんなに大変なことをやってのけたシロコはすごいなぁと改めて思いました。
エントリーした皆さんも、全身全霊の踊り、おひとりおひとりが素晴らしかった!
たった8分間のために、どれだけの月日を費やされたろうか。
誰もがすんなりやろうとしないことをやったわけだから、その勇気と覚悟、それだけですごいと思います。
コンクールを拝見して思ったのは、1曲の中で、たった数秒でもいいから、心に迫る、ぐっとくる強烈な瞬間があることが大事なんだと思いました。
自分の踊りも、こうしたいああしたいがあって詰め込みがちになるけども、削って削って、ある瞬間だけにありったけの全力を注ぐ、っていう風にしてみたい、とか、そんなこと考えたりして、自分にとってもすごく勉強になりました。
コンクールは、あの日一日で結果が出るけど、だからといって、あの日の踊りだけで、踊り手の実力は決して決められません。
スポーツも、対戦相手が同じでも、勝つ時と負ける時があったり、
金メダル確実と言われたアスリートでさえも、それを逃す時があったりします。
心の状態が、恐ろしいほどに現れるのが踊りです。
踊り手だって、良いとき、悪いときがある。
それが普通。それで当然。だって人間だから。
いつも完璧なAIじゃないしね。
AIは、何があっても傷ついたりしない。悲しみも喜びもない。
人間は、経験で、傷ついたり、悲しんだり、喜んだりするけど、それをアルテに昇華することができる。
愛ある助言を除いては、好きなように言う人の批評や言葉に心病まず、一喜一憂せず、自分のアルテを磨き続ける。
これが一番大事な事なんだと思います。