私のクラスは、同じクラスの中に、本当に様々なレベルの方がいらっしゃいます。
振りを習ったらすぐ踊れる人、すごく時間のかかる人
フラメンコの知識の浅い人、豊富な人
コンパス感のある人、ない人
覚えの早い人、遅い人
注意を言ったときにすぐ直せる人、なかなか直らない人
若い人、お年を召されている人
などなど、、、、
ほんとうに様々なレベルの方が混在されてます。
レベルが様々であればあるほど、当然教えるほうはすごく大変です笑
なので、私は、それぞれに注意の仕方を変えています。
たとえば、
なかなかできない方が、次のレッスンでほんの少しでもできるようになっていたら。
人から見たらそれはまだまだ到底できている部類に入らないとしても、私はいったん良しとします。
注意したことをなんとか頑張って直そうという姿勢が見えたら、いったん見守ります。
私が一番重要視しているのは、
「できている/できていない」ではなく
「その人がどれだけ伸びているか」です。
なので、逆に、踊れているように見える人でも、注意したことが直る様子が一向にない、成長がいっさい見られない、振付けも覚えてこない、となると、何度も注意します。
もしかして、
「私よりあの人のほうができていないのに、どうして私は注意されるんだろう」
なんて思うこともあるかもしれませんが、
わたしは、単にできるできないという単純な基準で注意しているのではない、ということです。
0.1ミリであろうが、変わったら、教える側は一目でわかります。
ずーーーーっと見てきてますからね。
逆に、全然練習してへんな~、ってのも当然一発でわかりますよ笑
伸び悩んでいるのか、単に練習不足なのか、その違いもわかります。
練習は、わざわざスタジオに行かないとダメと思っていたら大間違いで、自宅で注意を思い出して頭で確認するだけでも、事前に振付を頭でさらっておくだけでも、全然変わります。
そういうもんなんです。