先日、「反田恭平&Friend」というコンサートに行ってきました。
反田さんといえば、去年ショパンコンクールで2位を受賞した方。
ショパンコンクールって、5年に1度しか開催されない(オリンピックより長い!)世界三大コンクールの一つです。
書類&音源選考で大半がふるい落とされ、この予備予選通過者と予備予選免除組を合わせて、最終的に80名を1次予選へ。そして、2次予選40名、3次予選20名、ファイナル10名、と進んでいきます。
コロナで1年、予備予選より後の開催が延期になり、去年2021年、6年ぶりに、そして、ラッキーなことに、素晴らしい若手ピアニストたちの演奏がyoutube配信されることになりました。
さすがに、ファイナルに日本人2名が進んだときは、日本でも大いに報道されましたが、そうなる前から私は友達の影響で、youtube配信は時間があるときに見ていました。
そういう私は、ピアノと言えば、小学6年生まで習ってましたが、ほんまに嫌い!笑 大嫌い!笑 レッスンはいつも休みたくてしょうがない。
親に「お願いだからやめさせてくれ」と直談判して辞めさせてもらったくらい。
今では、なぜあの時やめてしまったのだとあの日の私に言ってやりたいとおもってるけど。
さて、そんな難関中の難関コンクールで、日本人では半世紀ぶりに2位となった反田恭平さん。こうやって話題になるずっと前から、チケットが一切取れないピアニストとして有名だった方だそうですが。
今回、チケットが当選したので、母の日のプレゼントを兼ねて行ってまいりました!
(しかも真ん中の真ん中でいい席!引きがいいぞ~!)
反田さん、オーケストラを率いて指揮もされていました。お客さん何名かに指揮をさせてあげるコーナーもあって、指揮者が変わると演奏がどんな風に変わるかなどがよくわかって、見ていてとても楽しかった!
その中に子供が2人くらいいたけど、すごい思い出になるだろうなあ。
個人的には、やっぱ反田さんのショパンが生で聞けたことが一番幸せだった!☆彡
youtubeで見てた時から、この人の音はどうしてこうキラキラした虹色の粒子が舞うような音色なんだろうと不思議でしょうがなかったんやけど、この日も、会場中に音のキラキラがいっぱい広がり、どうしようもなくまばゆくて、どうしようもなく美しくて、異次元の世界に連れて行ってもらえた感覚でした。
一体何なんだろう、、、、
反田さんが言ってたけど、
・音を広いホールでも響かせれるよう肉体改造をした。
・筋肉ででかくなっても、音は硬くなってしまった。
・だから、筋肉を落として脂肪に変えた。そしたら音が丸くなった。
だって。
すごいよな、プロ。
でもだからなんかなぁ、本当に音が丸い。キラキラの粒子。
力強いタッチのピアニストもいるけど、私は丸いキラキラした音がのほうが好きみたい。
いやぁもう本当に素晴らしかったです。ごめんね、ボキャがないのでなんといえばいいかわからない。とにかく素晴らしすぎて、心がときめきました。
視覚からくる超絶な指の動きにも、これがたったの10本の指で出されている音色なの?っていうくらい細やかに滑らかに連続で繰り出される音にも、ただただ感動しました。
もう一人、素晴らしいピアニストの務川慧悟さんも共演されていて、これまたすごいピアノでした。ごめん、すごいすごいしかいうてへんな笑 もうそれしかないねん笑
結論、、、、
すごいもんはなんでもすごい!!