4日間、カンティーニャスのクラスを毎日受けた。
レトラ2つを4日間。ゆっくり、丁寧に、細部にわたるニュアンスまで、教えてくれる。いや、見せてくれると言った方がいいか。
ちょっとしたニュアンスが、どうしてあんなに素敵なんだろうか☆
「こういう所がフラメンコのmaravillosoなところなのよ」
そう!それが!そこが知りたいんです!
できないけど笑
「順番だけじゃダメ。そこに自分なりに強弱をしっかりつけて味をつけて行く。そのためにクエルポはしっかり使うのよ。見て、ほら、私こんなに肩を縮めてるでしょ?」
コンチャって、ああ見えて(大きい身体だから勢いでやっていそうなものだが、という意味)ものすごく丁寧に身体使ってる。
誰かが、「どうしてそんなにペソがあるんですか?」って質問したら、「わからないわ笑」って笑う。そうなんだろうなぁ、きっと。そう思う。
でもそのときに、「ともかく、自分が満たされること。とても満たされている感覚が大事なのよ」といった。
力むわけでもなく、無理矢理でもなく、空気が大きく回る、そんな風に見えるのは、自分の中がギターやカンテでいっぱいみたされて、どんどんそれが大きくなっていくからなのかな。
この人には、絶対見えないものが見えている、そうおもった。
やっぱり、空気だ。アイレだ。
最後に一回、みんなだけで踊った。とにかく、みたされている感覚を大事にして踊ってみようと思った。まだつかめないけど、なにか、少しだけ、いままでと違う感覚が芽生えた気がする。いままでって、どうでもいいことに必死になっていたのかもしれない。あー、もう少し習いたい、、、、
とにかく、呼吸だ。空気だ。力ではない。そう思った。
よく、先生に、「コンパスのにおいをかいで」って言われるのだけど、それが、少しだけ、あ、そういうことなのか、って、なんかわかった気がした。